海外では割と浸透しているCBDオイルですが、日本でも最近になって知名度が上がっています。
健康的に、生活の質を上げることを目的にCBDオイルを有効活用できる一方で、気になるポイントもあるでしょう。
- CBDオイルにはどのような効果がある?
- CBDオイルの安全性・違法性は?
- いろんな商品がある中での選び方は?
CBDオイルをこれから使い方や、興味はあるけど使うことに不安がある方向けに一通り解説していきますので、ぜひお読みくださいませ!
CBDオイルとは?|医療や健康・美容業界から注目!
CBDは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称で、大麻草に含まれている100種類以上のカンナビノイドという成分の一つで、大麻草の茎や種子から抽出されます。
- CBDは美容だけでなく、医学研究にも活用されている(病気の治療など)
- CBD・CBDオイルは違法でなく危険性もない(アレルギーなどは要注意)
- 海外の有名人やセレブ、スポーツ選手も愛用している
CBDオイルの医学的効果
CBDオイルが注目されている理由としては、CBDに含まれている植物性カンナビノイドを体内に取り入れることで、自律神経を整えたり不眠症の解消、免疫低下の改善効果などがあることについて、医学的な研究で明かされています。
諸外国の研究論文によると、CBDがもつ抗酸化作用・抗糖化作用・抗炎症作用によって、例えば皮膚関連の病気だと皮膚炎やニキビ、かゆみなどの改善が期待できます。また、美容関連で気になるシミやシワ、ハリの解消などアンチエイジング効果もあるとされています。
海外では日用品や食品でも、大麻由来成分を含んだ製品が多数販売されており、CBDオイルもその一つですね。
CBDオイルの安全性・違法性は?
ただ、大麻草に含まれている成分というイメージから、CBDに対して怪しさや不安を感じる方も多いでしょう。
実際、日本でまだCBDオイルが浸透していない理由として、「大麻草由来の成分に不安を感じる」ことや「ドラッグみたいでシンプルに怖い」「依存性が気になる」などネガティブが印象があるでしょう。
本当に危険なCBDオイルはTHCが含まれている商品
上記で取り上げたCBDへのネガティブなイメージは、THCが含まれている商品に該当します。THCはTetrahydrocannabinol(テトラヒドロカンナビノール)の略で、マリファナなどに含まれている成分です。
- 大麻取引法で引っかかる対象の成分なので違法
- THCを体内に入れると過度な多幸感・中毒が生まれてしまう
- いわゆる「ハイ」になる精神作用で、依存症もある
CBDは合法である一方で、THCは日本で言う麻薬に指定されているので危険な成分です。CBDオイルは、THCフリー以外の商品は買ってはいけないということですね。
CBDの純度が高いTHCフリーのCBDオイルがおすすめ
THCが含まれていないCBDオイルであれば、違法性や依存性がなく安全にご利用いただけます。また、CBDの配合成分割合や濃度も低いと利用効果が低いため、THCフリーとあわせてチェックするといいですね。
基準として、CBDが配合成分の99%以上・濃度が5%以上であるオイルがおすすめです。高純度のCBDオイルは以下で紹介しているような健康面でのポジティブな効果がより期待できるほか、配合成分が豊富なブロードスペクトラムのCBDと比べて安価なので使いやすいメリットがあります。
THCの含まれているCBDオイルの危険性はあるものの、安全な商品を選べば問題なくご利用いただけます。
CBDオイルの効果・需要が高まっている理由

最近になって、CBDオイルを使っている人が増えてきています。私も知り合いからもらったのをきっかけに知りました〜
実際にCBDオイルを使ってみたり、CBDオイルを愛用している方の感想を聞いたりすると、今後さらに需要が高まり利用者が増えそうだと思いました。
以下ではCBDオイルで期待される効果とあわせて、利用されている個人的・社会的な背景もご紹介します。
仕事やプライベートで抱えるストレスの解消
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に作用し、ストレスの緩和やうつ病などの精神疾患を解消する効果が得られます。
周りでも、CBDオイルを使うきっかけでよくあるケースですね。コロナ禍になってからストレスやうつで悩む方は多く、以下のようなお悩みを解消する目的でも有効です。
- 在宅時間が増えて、家庭内でのストレスが増えてしまった
- 仕事の疲れや経済的な不安が積み重なっている
- 外出する機会が減って、自分のしたいことがコロナでできない
心身のリラックスや気分転換など、心の健康を整える目的でもCBDオイルが利用されています。
肌のトラブルを解消
ニキビやアトピー、炎症など肌のトラブルへの改善作用もCBDオイルに期待できるポイントです。
生活習慣の変化による免疫の低下もあり、湿疹や乾癬、水疱症など皮膚科周りの病症にお悩みの方もいるのではないでしょうか。治療してもなかなか改善されない方は、CBDオイルが助けとなります。
不眠症の方にもCBDオイルがおすすめ
夜眠れずお悩みの方も、CBDオイルの活用により解消されます。リラックス効果も得られますので、不眠症の方がCBDオイルを使うことで睡眠時間が伸びるほか、睡眠障害の改善も見られます。
最近ではテレワーク・在宅勤務が原因で不眠症が増加しています。生活習慣の変化で運動不足や日光を浴びる時間が減るなどの要因により、睡眠の質が悪くなるケースがよくあります。
睡眠やストレス、健康などを悪くすると生活のクオリティも下がってしまい、様々なお悩みが発生します。それだけ大事な問題ですので、CBDオイルによる改善効果も大きく感じるでしょう。
CBDオイルの正しい選び方と種類
CBDオイルに関してTHCフリーやCBDの濃度など選定条件で挙げましたが、製造方法による種類の違いもありますので確認しておきましょう。
フルスペクトラムとブロードスペクトラム、アイソレートの3種類ありますが、基本的にはアイソレートのCBDオイルを推奨します。
フルスペクトラム|THC混入のケースもあるためおすすめしない
フルスペクトラムのCBDオイルは海外で流通している製品ですが、有害なTHCを含んでいる可能性があります。
そのため、日本国内での購入や利用や推奨しませんのでご注意ください。
ブロードスペクトラム|複数の成分でクセあり・価格が高い
ブロードスペクトラムはTHCとは別のカンナビノイドやテルペンなどが配合されたもので、CBDとの相乗効果(アントラージュ効果)が期待できます。
ただ、配合成分が豊富なので価格が高めに設定されており、味が苦く飲むのに抵抗がある方もいますね。
アイソレート|CBDのみ含まれている・価格も安め
アイソレートはCBDのみの成分となり、別のカンナビノイドが含まれていなCBDオイルとなります。
ブロードスペクトラムと比較して安く手に入り、無味無臭でクセがなく初心者の方におすすめですね。以下で紹介しているおすすめのCBDオイルも、アイソレートやブロードスペクトラムなので安全にお使いいただけます。
個人差によってアレルギー・副作用も
WHO(世界保健機関)による報告でも、CBDに関して一般的に良好な忍容性(許容性)があり、有用な治療であるかもしれないという初期的な科学的証拠もあるとされています。
簡単に言うと、副作用があった場合でもほとんどない(または非常に軽いレベル)といった判断なので、安全に使えますがCBDオイルの利用者の中には、立ちくらみや眠気など副作用もありますので注意が必要です。
- 車や自転車に乗る前はCBDオイルの利用を避ける
- 妊娠中または授乳中の方、医師により使用を禁じられている方はNG
- 使用して身体に合わない・気分が悪くなった場合は止める
副作用や個人によるアレルギーが完全にないとも言い切れませんので、過剰摂取を避けたり実際に使ってみた影響を確かめるなどの確認は必要でしょう。
おすすめのCBDオイル5選
以下で、CBDオイルを使ったことのない初心者向けのブランドをまとめましたのでご参考ください!
CannaTech(キャナテック)CBDオイル
CannaTech(キャナテック)は、CBD専用工場が国内にあるCBDメーカーで、海外製品よりも安く購入できることから人気が高まっています。
他社製品と比較して、特許技術によって他のカンナビノイドやテルペンをそのままに、THC を選択的に除去した原料を使うことで高クオリティで提供できます。
- 国内(神奈川)の専用工場による生産
- 特許技術を用いて抽出された原料を使い、お手頃価格で高品質
- コンシューマーリサーチでも評価が高く初心者にもおすすめ
Phama Hemp(ファーマヘンプ) CBDオイル
Phama Hemp(ファーマヘンプ)は、ヨーロッパの先駆的なメーカーで、1965年からオーガニックヘンプを生産し、CBDオイルを提供しています。
業界を牽引してきたメーカーですので、様々なあるCBDオイルのブランド選択でお悩みの方は、まずはこちらの商品を試すのが確実でしょう。
- PremiumBlackシリーズはCBD製品として国内販売本数No1!
- ロングセラー製品として、業界内での信頼性が高い
- 高品質基準を満たす上で、生産から最終製品まで全ての段階でテスト・監視
CHILLSALI(チルサリー) CBDオイル
CHILLSALI(チルサリー)は、日本製のブランドで創和堂より販売されています。
オイルはオーガニックのMTCオイルとCBDのみで、香料や甘味料を使用していません。ナチュラルで高品質といった点で人気ですね。
- オーガニックコスメにこだわる人におすすめ
- 無駄な成分がなくシンプル・ナチュラルなCBDオイル
- オイルのほかローションやグミでも提供
Greeus(グリース) CBDオイル
国産のCBDブランドであるGreeusは、品質と価格にこだわった製品を提供しています。CBDオイルのほか、セラム(美容液)やソフトカプセル、グミなど好みにあわせて使えますね。
毎日を頑張る全ての女性への健康だけでなく、サステナブルな原料による環境への気遣いもされています。
- CBDオイルは一般的な長鎖脂肪酸と比較して消化・吸収スピードが速く、体脂肪になりにくい
- 目盛り付きのスポイトでCBDオイルの量を調整しやすい
- ノンフレーバーなので直接飲めるほか、お茶やコーヒーに入れて飲みやすい
HempMeds(ヘンプメッズ)CBDオイル
HempMeds(ヘンプメッズ)は、世界最大級のブランドで、アメリカで初めてCBDオイルを販売した企業のブランドです。
美容だけでなく医療や健康にも広く貢献してきたブランドで信頼性が高く、高品質のCBDオイルをお使いいただけます。
- 世界的に知名度が高く安心安全のブランドを展開
- アイソレートタイプのCBDオイルもあり初心者が使いやすい
- CBDの製造だけでなく研究に関わる企業や団体への投資や寄付活動も