当サイトでは今年の5月より、福岡移住の計画などブログで情報発信していましたが、今秋に福岡移住を実現しました！
福岡に引っ越しして1ヶ月程度ですが、移住して良かったと思えます〜
ただ、移住を検討する人にとって『本当に福岡移住で後悔しないの？』とか『どうせ福岡移住でデメリットもあるのでしょう？』と、ネガティブなポイントも気になりますよね。
結論から言いますと、やはり福岡への暮らしは全て良いことだけでなくデメリットもあります。けど、デメリットを感じた上で東京よりも生活の質が上がったと実感しました。
▼YouTubeチャンネルでも解説しています！
福岡移住への興味関心がある人は多い！
福岡移住のデメリットを紹介する前に、福岡への暮らし・引っ越しに興味がある人は多いのか？ という点から紹介します。
地方への移住先で福岡が選ばれやすい
最近では都市部から地方への移住がしやすくなり、テレワーク・リモートワークができる環境であれば住む環境の選択肢が広がりました。
自分達も基本リモートワークなので、東京からの移住を決断しました。
せっかく大都会にいても、一日中家にいると高い家賃ばかり消費しているような気持ちに。。
ねとらぼのアンケート調査：「移住したら居心地が良さそう」だと思う都道府県ランキングでも、1位が福岡県で2位が長野県という結果でした。物価や食べ物の美味しさ、暮らしの利便性など総合的に判断して、福岡が移住先として好まれています。
▷外部サイト：移住したら居心地が良さそうランキング（Yahooニュース）
当サイトでも福岡移住の補助金・支援制度のページが良く読まれています
実際、当サイトでも2022年から福岡に関するブログ記事を公開していますが、福岡移住の補助金や支援金に関するページのアクセスが比較的集まっています。
月間で150~200PVほど見られていまして、思った以上に支援制度の需要が高そうですね。
福岡移住の補助金・支援制度でもご紹介していますが、東京23区など都市エリアからの移住で支援金がもらえたり、起業支援金によるサポートもあります。移住では引っ越し費用など経済面での懸念もありますが、解消するために調べている方も多そうですね。
実際に住んでみて感じた福岡移住のデメリット
私たちは福岡移住をして1ヶ月ほどとまだ短いですが、福岡暮らしに現状満足しています。ただ、良いことばかりではなく引っかかったポイントもありますので、以下でデメリットをまとめました。
福岡県では様々なエリアがありますが、今回は自分が引越しした『福岡市内』を基準に紹介します。
福岡移住の実体験デメリット1｜ゴミ出しが東京と比べて面倒
ゴミ出しの文化が東京と違っており、最初は少し戸惑いました。東京都ではゴミ袋の指定はなく、半透明？であれば適当に入れていたのですが、福岡市では指定のゴミ袋で出す必要があります。
ゴミ袋のお値段は、燃えるゴミであれば30リットルで30円、45リットルで45円といったところです。そこまで高額にはなりませんが、指定のゴミ袋で出す経験は今回で初めてでした。
また、福岡市では資源ゴミの回収もなく、東京のマンションではゴミ捨て場へ普通に出していましたが、福岡市では段ボールなどの資源ゴミを回収拠点などへ自主的に出すことになります。この辺り、少し面倒だとは感じました。
福岡移住の実体験デメリット2｜東京で利用していたチェーン店がない
移住あるあるかもしれませんが、関東では当たり前に利用していたチェーン店が福岡にないと気付き、ちょっとだけショックでありました。
- 日高屋
- 肉のハナマサ
- なか卯
といった、東京都内ではどこにでもあったようなチェーン店が福岡市内にはなく、日高屋など関東圏内だけのブランドだったことを初めて知る機会となりました。
料理を普段からする自分にとって、肉のハナマサがないのは痛いかも。ぴえん。。
福岡移住の実体験デメリット3｜電車に関すること（電車賃高い・本数少ない）
福岡市内の移動手段はJRや地下鉄などの電車が多いですが、東京と比べると電車賃が高かったり、本数が少ないといった点が気になりました。
- 東京の地下鉄：メトロなら170円くらいから乗れて、3~4分に1本は出ている
- 福岡の地下鉄：近い距離でも260円はかかり、タイミングが悪いと10分近く待つことも
決して凄く不便という感じではないけど、東京との比較だと利便性は下がるのかもしれませんね。
福岡移住の実体験デメリット4｜プロパンガスが多い
また、賃貸物件に関するデメリットもあり、引越し先のマンションを探していたところプロパンガスの物件が多いことに気付きました。
理由としては、プロパンガスと都市ガスのどちらかをオーナーが判断するのですが、オーナーにとっての導入コストがプロパンガスの方が安く、好まれやすい傾向にあります。
ただ、マンションやアパートを借りる側にとって、都市ガスよりプロパンガスの方が2倍近く料金が高くなってしまうため、ネックな部分となるでしょう。
福岡移住の実体験デメリット5｜礼金が高めに設定されている
また、個人的に思った点として福岡の賃貸物件は礼金が高めとなっています。東京では礼金ゼロの物件も多かったですが、福岡では2ヶ月くらいは割とよくあり、3~4ヶ月の物件も見かけました。
東京と比べたら家賃自体は安く済みますが、礼金が高くなるため初期費用の負担がデメリットだと言えるでしょう。
ただ、不動産会社や管理会社によって異なるので、探せば礼金1ヶ月ほどの物件もあります。
ブログやSNSから読み取れる福岡移住のデメリット
個人的な体験に加えて、他の人の移住ブログやSNSから分かる福岡移住のデメリットもご紹介します。
経済的なデメリット｜東京より年収が低い・求人数が少ない
福岡へ移住する場合、仕事や収入面での不安や懸念をよく聞きます。実際、東京と比べた福岡の年収は低く、dodaの地域別年収データによると東京都の平均年収が438万円であるのに対し、福岡では370万円と差が出ています。
求人数も少なくなるのがデメリットの一つで、仕事が探しづらいという移住者もいるでしょう。個人的にも同意できます。例えば、indeedの新着求人アラートでwebマーケター関連のカテゴリーで登録しているのですが、東京エリアだと1日5~10件くらいは入るのに、福岡では1~2件ほどといった具合です。
業界にもよるので必ずしも『福岡は東京よりも稼げない！』とは断言できませんが、年収が低くなる傾向というのは間違いありません。
地方での暮らしで飽きてしまう
東京や大阪などと比較して、福岡では遊ぶ場所が少ないといった意見もありました。
実際、福岡県内で都市部から離れた移住者の中でも、1~2年して結局東京などに戻ってしまうといったことも引越し業者さんから聞きました。
各個人の感覚や考え方によっては、商業施設やイベントの多い東京や大阪の方がやはり暮らしやすかったと思うかもしれませんね。
自分としては、福岡市内も充分都会で遊ぶ場所が多いと思いますけどね〜
人間関係・他者との距離感に慣れない
また、福岡では知り合いでなくても割と距離感が近いということもよく聞きます。
- 居酒屋で知らないおじさんと仲良くなった
- 終電とか気にせずずっと飲みに行く
- 福岡の地元愛で話が盛り上げる
など、他の地域と比べると少し違って独特なのかなと思います。ただ、個人的には別にそんな気にするポイントではなかったです。
それでも福岡移住はメリットが多い！｜東京との比較まとめ
そのほか、福岡へのイメージでは『車の運転が荒い』『車がないと不便』『治安ってどうなの？』などのポイントもありますが、いろいろ考えて実際に住んだ結果…
東京より生活の質が上がりました。マジです。
という、ざっくりとした結論となります。
福岡の都市部であれば生活に困らない
地方移住では移動手段や生活の不便などいくつか懸念もありますが、福岡市であればそこまで困らないです。福岡＝地方移住というイメージは糸島とか郊外なら合っていますが、天神や博多から近いエリアであれば、都市部から都市部への移住だと言えるでしょう。
実際、自分たちは福岡市内に住んでいますが、商業施設が多く買い物が便利です。
天神とか行くと、東京と変わらないレベルの都会感〜
今後、天神ビッグバンと呼ばれるまちづくりも予定されており、雇用機会も増えるのではと思います。東京の一極集中から福岡へのオフィス移転といった流れもあり、より魅力的な都市になりそうです。
リモートワークの継続であれば福岡移住はとても快適
仕事や転職での不安もある一方で、これまでの業務を在宅勤務で変わらず継続できるのであれば、福岡移住での満足度はより高くなります。
リモートワークの個人事業主である自分が福岡移住を決めた理由でも、東京よりも安く広いマンションで住めることを重視していました。東京で二人暮らし、お互いにリモートワークをしていると部屋の狭さが気になり、広い2LDKを安く借りられるのはとても良かったです。
SNSでも共感できる投稿があり、これに尽きます。
東京出張に行くたびに福岡最高って思う。
人少ない
家賃安い
タクシーやすい
美味しいご飯屋さん多いただ、仕事が少ない、平均年収少ないなどのデメリットがあるので東京の会社でリモート勤務できるところに勤められるのがベスト
— なっと@福岡移住してマンション購入 (@freemarketer00) October 9, 2022
パンストックなど美味しいパン屋さんで明太フランスを買って、近くの公園で食べながらノートPCで仕事をするといったライフスタイルも実現できます。また、人混みで溢れる東京とは違い福岡は落ち着いたエリアが多く、自然が広がっているのも魅力です。
こんな人には福岡移住をおすすめします｜デメリットも気にならない
結論に戻りますが、福岡移住ではデメリットはあるものの快適な暮らしができております。以下のようなお悩みがある方は、ぜひ福岡移住を検討してみてはいかがでしょうか。
- 東京での在宅勤務がしんどく感じる
- 毎日の満員電車がもう嫌
- 『別に東京にいなくてもいいんじゃね？』と疑問を抱く
- 転職する機会とあわせて住む環境も変えたい
- 子育ての環境・ライフプランに現状不満がある
移住に関してハードルの高さから躊躇ってしまう人も多いですが、東京から福岡へ移住した体験者からすると『少し時間と手間がかかる引越し』くらいの感覚でした。田舎と呼ばれるような郊外だけでなく、利便性の高い都市部での暮らしもおすすめです。
福岡での暮らしやグルメなど、動画・YouTubeチャンネルでもご紹介していますのでこちらもご視聴いただけますと幸いです！
