本記事は2022年6月に執筆しましたが、私たちは今秋を目処に福岡への移住に向けて準備をしています。
賃貸物件で検討していますが、それ以外にも確認するポイントはありますね。
福岡移住では、後悔しないための準備が大事です〜
私たちの実体験をもとに、これから福岡への移住を検討している方向けに準備することや気をつけていることなど、一通りご紹介いたします。
▼YouTubeチャンネルでも解説しました!
福岡移住までの準備の流れ・ステップ
福岡移住まで、どのような準備をすればいいか流れでまとめました。
- 移住の決断(二人暮らしなのでお互いの意思確認)
- 住みたい街の検討
- 移住先調べ・福岡への訪問 ★ここが重要!
- 移住先の地域・物件の決定
- 仕事の調整(正社員・フリーランスそれぞれのケース)
- 引越しの準備
- 福岡移住!
福岡移住の決断|移住する目的の確認
コロナ禍の影響もあり、最近では移住をする(または検討し始める)方も多いですね。
- 満員電車に揺られる都心での生活に疲れてしまった
- リモートワークが当たり前になり、働く場所に縛られなくなった
- 自然の多い街で暮らしたい
- 定年後のスローライフに憧れる
- 地方での起業を考えている
など、移住の目的は有効な手段となります。すごくひっくるめた言い方をしますと『生活の質を上げる』ことなのかなと、個人的には思います。
別ページでも紹介していますが、私たちはリモートでの仕事に慣れていることや、東京の人の多さなどがポイントになり、コンパクトシティで利便性も高い福岡市への移住を考えました。
二人暮らしだと、東京の家賃も高いですからね。
(住民税はどこも同じだけど)税金も取られてぴえん。
住みたい街・移住先の検討
移住をしたいとなった場合、どこに暮らしたいのか移住先を考えます。NPO法人・ふるさと回帰支援センターによるアンケートだと、移住希望の窓口相談者が選んだTOP3は以下の通りです。
- 1位:静岡県
- 2位:福岡県
- 3位:山梨県
▷参考:ふるさと回帰支援センター 2021年移住希望地域ランキング
静岡や山梨は東京から近く、自然もあって地方移住の人気が高いようですね。神奈川や千葉でも移住者が増えているように、程よい距離感があります。
また、上記のアンケートでも2位に入っている福岡は私たちが選択した移住先ですが、都心の交通アクセスが充実しており、都心から少し離れると海などの自然もあって快適なイメージがあります。
最近では、子育ての良い環境を求めて福岡移住をする家族も増えていますね。福岡市内にはファミリー層にとって特に過ごしやすい地域もありますので、多くの方々に福岡移住が向いていそうです。
▼移住先の検討では補助金・支援制度も要チェック!
移住先・福岡の現地調査(移住希望地への訪問)
移住先のエリアについてある程度決めたら、福岡がどのような街かネットで調べたり、実際に訪問して各地域の雰囲気を確認しておくといいでしょう。
WebサイトやSNSでも、移住者の体験談的な情報はありますが、各地域の印象は実際に行ってみることで変わります。
数日〜1週間ほどの期間で福岡の土地を調べてみる
実際に福岡へ2022年5月、行ってきました。賃貸物件の契約はしなかったけど、いろんなマンションや地域を見られてよかった〜
現地での情報収集では、不動産屋・または実際に各地域を散策して、雰囲気を確認しておいた感じです。
数日かけて不動産屋さんの訪問・マンション内見や、観光がてら都市部とかの散策などしてきましたが、シンプルに楽しかったのと福岡という街の良さを知れました。
加えて、良い部分だけでなく福岡市内出身の不動産屋さんから『ここの地域はまだ治安が良くなさそう』とか『ここはファミリー向けの地域で人気が高まっている』のほか『静かに暮らせて利便性も高い街ならここ!』みたいな、忖度ない意見を貰えたのは助かりました。
地元のことを詳しく把握している不動産の営業マンであれば、土地勘もあり個人ごとに適した地域も教えてくれるので、いろいろ相談してみると良いですね。
現地調査・物件探しで後悔しないための注意点
マンション物件はネットで調べたり、現地訪問では4社ほどの不動産さんに行きましたが、ここは注意しておきたいポイントもありましたね。
- 物件探しは安さで選ばない(治安や水害、飛行機の騒音など何かしらの理由がある)
- 良いことばかり言う不動産屋はあまり信用できない
- ネット上ではおすすめの街・地域でも、実際に行ってみるとなんか違うといった印象も
個人の感覚や印象もあるので、ネットだけの情報で移住先を決めるのは要注意です。
実際、『このエリアが良い!』とネットで調べて決めていたけど、対応の良い不動産屋さんに聞いたら微妙で、実際に行くと『ここでは住めないかな…』となりました。
また、不動産屋さんへの相談でも1社だけでなく、4~5社ほど話を聞いてみることをおすすめします。
この地域は飛行機の騒音とか全然気にならないですね。○○区も移住者が多くおすすめです!
と、どの物件・地域でも勧めてくる営業さんもいれば、
○○区はそこまで悪くないですが、私ならおすすめしません。飛行機の騒音はやはり気になるレベルです。お客さんなら、こちらの場所・最寄駅に絞ると良いですね!
各地域のメリット・デメリットをしっかり説明して提案してくれる営業さんもいます。そのため、不動産の選定について営業さんの判断で結構左右されるケースもあるので、いろんな意見・提案を聞いて総合的に判断するといいでしょう。
ただ現地に行かず物件を決める人も多数
また、不動産屋さんに聞いて驚いたのが、福岡市内の賃貸物件では現地でのマンション・アパート内見をせずに契約するお客さんが多数いるとのことでした。
体感的に、7~8割くらいの方が現地で内見せず、オンライン内見で済ませるか、それすらせず契約するかといった感じですね(福岡市内の不動産屋さんより)
だから良い物件の空き状況を問い合わせても、すぐ埋まってしまうのですね。。
それだけ福岡市内の物件は人気で、私たちのように移住を希望する方が多くいることがわかります。なので、福岡移住では現地で住む場所を決めるより
- まずは数日〜1週間ほど福岡を訪問してみる
- 各地域や物件の条件を見て、エリアを決める
- 一旦戻ってから、Webで良いマンションが見つかったらオンライン内見で確認して契約
といった段階的な契約にしようかと思いました。少なくとも現地での内見だと時間がかかって先約が埋まってしまうので、理想的な物件があればすぐ契約したいですね。
移住先の地域・物件の決定|引越しの準備など
良い物件が見つかり契約できたら、引越しに向けて様々な準備が必要です。
- 現在契約している賃貸物件の解約対応(1ヶ月前が多い)
- 引越し業社の検討・手配
- 引越し準備(不要なものの処分や荷造り)
- 引越し時のホテル予約(東京→福岡の引越しなのでホテル宿泊が必要)
- 電気・ガス・水道などインフラ周りの手続き
- 郵便転送、転出届など役所への書類(引越し後は転入手続きも)
- ネット環境の準備
などなど準備するべこことが多くなりますので、前もって対応しておくと良いですね。福岡移住では遠い地域から引っ越しされる場合、当日には荷物が届かないのでホテルの宿泊準備も大事ですね。
荷物がなく、新居のフローリングでそのまま寝てしまうことに。。
仕事の準備(転職・または現職の調整)
福岡移住に関して、仕事関連でデメリットに感じる方もいるでしょう。福岡県には2つの政令指定都市(福岡市・北九州市)があり比較的都会ですが、それでも東京や大阪と比べると仕事・求人が少なく、経済的な不安があることも。。
ただ、私のように個人事業主で従来通りの仕事を続けられたり、正社員で継続してリモートワークできるのであれば、特に気になるポイントではないかと思います。
ただ、個人事業主の仕事がなくなり再就職になると、東京よりは探しにくくなるかもしれません。
まあ、フルリモートで働ける業界であればなんとかなる。ダメだったら草通り越して森〜
福岡など移住する方で、同じ会社でそのまま勤務継続できるケースも多いですね。もちろん、引っ越すとなった場合にはリモートでの勤務許可や住所変更について、会社に一度伝えることになるでしょう。
また、移住とあわせて転職を検討している方は、転職エージェントへのご相談や地方に特化した転職サイトの活用がおすすめです。最近では転職選考もWeb面接で対応してくれる企業が多いので、転職活動はしやすいですね。
福岡移住準備・引っ越し後の状況など(9月末〜10月報告予定)
福岡への移住で確認することを一通りまとめましたが、実際に福岡へ引っ越した後の状況を含め、本サイトで報告する予定です。
※2022年9月追記:賃貸物件の契約など、具体的な計画が見えてきましたので10月には引っ越し・移住後の報告ができるかと思います。
移住=失敗・やめとけ、といったネガティブな考え方もありますが、しっかりと準備をして、福岡移住での目標や手段を明確化すれば良い生活の変化になると思います。。
このご時世、様々な働き方・暮らし方を選択できることが大事です。仮に今回の移住で失敗や後悔があったとしても、人生経験だと思ってチャレンジしたいです〜
準備は大事ですが、そこまで真剣に・深刻に捉えるのではなく『新しい生活が待っている!』というポジティブな思いを抱いて、福岡での新生活を目指して引き続き進んでいきます。