島国の日本では、海外へ行くためには飛行機を使うのが当然ですが、陸続きのヨーロッパでは、旅先の交通手段として飛行機や電車・車・バスなど、いろんな手段があります。この中でも1番便利でリーズナブルなのが「バス」です。
バス会社の中でも運行本数も多く、圧倒的な人気を誇るのが、ヨーロッパ全土でサービス展開している格安高速バス「FlixBus(フリックスバス)」です。
私も今年のゴールデンウィークに行ったヨーロッパ旅行で大変助かりました。1〜2時間走るだけでお隣の国まで行けるヨーロッパだからこそ、ぜひ利用したいですね。
今回は交通費の高いヨーロッパでとても便利な格安長距離バス「FlixBus(フリックスバス)」の予約方法についてスクショ付きでわかりやすくご紹介していきます。乗車レビューもあるのでぜひ参考にしてみてください!
FlixBus(フリックスバス)の基本情報|提供サービス
ドイツのバス会社「FlixBus(フリックスバス)」は、以下の画像でわかるようにヨーロッパのほぼ全域へ移動できる、値段やサービスからも人気の高いバス会社となっています。
FlixBusが提供しているサービスは以下の3つがあります。
- 無料WiFi
- トイレ
- USB充電コンセント
長距離バスにトイレがあるのは助かりますね。またヨーロッパの国々ではトイレが有料になっているところが多いので、無料で使えるトイレはありがたいです。
無料WiFiとUSB充電コンセントもあるので、充電しながら動画を観たり、音楽を聴きながら退屈せずに移動ができます。
FlixBus(フリックスバス)の予約方法|ミュンヘンからザルツブルク
私が実際今年のゴールデンウィーク前に予約したFlixBusミュンヘンからザルツブルク間のチケットの取り方を例に、スクショ付き詳しく解説いたします!とっても簡単なので、ぜひ参考に予約してみてください。
目的地や日付、人数、時間を選択
今回はドイツのミュンヘンからオーストリアのザルツブルクまでのチケットを取っていきます。
まず、from(出発地)、To(到着地)、Depature(出発日)、Return(復路予定日)、passengers(利用人数)を入力します。
必要な情報を入力すると、予約できる便がずらっと表示されます。便によって値段が違うので、よく確認して選ぶようにしましょう。
私は9時出発の一番安い便を選びました。一人当たり8ユーロ!!日本円で1,000円以下なんです。
私は出発日2ヶ月前と余裕を持って予約しましたが、下記の値段(8ユーロ)で予約できるシートが4つしか残っていませんでした。
こちらの4シート分が完売されても席は残っていますが、値段が上がってしまうので、早めの予約をおすすめします。
FlixBusの利用者個人情報を入力
乗りたい便を選んだ後は、乗車する人の情報を入れます。パスポートに登録した名前と日本の電話番号を入れましょう。
FlixBusは、手荷物(7kg)と預け荷物(20kg)が無料で預けられますが、追加で荷物を預けたい方や座席の指定をしたい方はここで追加サービス(Select extras)を購入してください。
追加しない場合は、そのまま次へと進みます。
簡単でいいので、英語で日本の住所を入れましょう。
FlixBusの料金支払い
最後に支払いの手続きを終わらせて終了です。予約表(チケット)はメールで届くので、「E-mail for receiving the ticket」にご自身のメールアドレスを忘れずに記入しましょう。
決済手数料0.39ユーロが追加されて合計額が16.37ユーロになりました。
クレジットカードの情報を入れて「Pay now」をクリックすれば終わります!
予約表の内容を最終確認
支払いの手続きを終わらせると、登録したメールアドレスにQRコード付きの予約表がきます。こちらの予約表にあるQRコードを使って乗車の手続きをするので、スマホなどに保管するかプリントアウトしていつでも提示できるようにしておきましょう。(*パスポートも提示します。)
予約表と一緒に預け荷物に貼るタグも送られてきます。私は今回の旅行で貼ったことがありませんが、気になる方は印刷して荷物に貼ることをおすすめします。
FlixBus(フリックスバス)に実際に乗りました|乗車レビュー
実際今年のゴールデンウィークにFlixBusに乗りました!
ミュンヘンからザルツブルク間で、ミュンヘン中央駅近くに位置するミュンヘンバスターミナルでの乗車でした。
ミュンヘンバスターミナルの乗車ホームについたら、何台ものFlixBusがズラリと並んでいました!
どのバス停にもFlixBusが停まっていたので、自分の乗り場をどう見つけるの?と思いましたが、
バスターミナルの柱には下の画像のような時刻表スクリーンがありました。
出発時間と目的地を確認して乗り間違えないようにしましょう!
FlixBusの車内の様子
QRコード付きの予約表とパスポートを確認してもらい、バスに乗車しました。指定席ではないので、乗車順で好きな座席に座れます。
さすが人気のバス会社!バスはほぼ満席でした。
座席の大きさ・広さは、日本のバスとさほど変わらないです。フットレストもついているので、ゆったり座ることができます。
もちろん、トイレもあります。乗車時間が2時間で短いので、使う人いないかと思ったら、結構使われていました。というのも、ヨーロッパの国々ではトイレが有料になっているところが多いからだと思います。
実際にレストランやカフェを利用しない限り、無料でトイレが使えるところがあまりないので、行ける時に行っておいた方がいいですね。
FlixBus(フリックスバス)の予約・レビューまとめ
ドイツのミュンヘンからオーストリアのザルツブルクまで、約2時間の間、トラブルや不便を感じることなく快適に移動することができました。
たまにFlixBusが遅延したとの話も聞きますが、私が乗ったバスは、定時出発で定時到着しました。
料金も安く、シェンゲン協定の国間の移動であれば、国境で降りて国境検査をされる手続きもありません。乗車時間5時間以内であれば、飛行機より楽に移動できるんです。
あと、FlixBusのバス停は大体町の中心部に位置するため、下車後すぐに目的地のホテルや観光地まで移動できます。
予約もとっても簡単なので、ヨーロッパ旅行の際にはぜひ利用してみてください!
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