今回のソウル旅行で私が一番楽しみにしていたのが「カンジャンケジャン」です。
カンジャンケジャンとは、厳選したメスの活ワタリガニを特製の醤油ダレに三日程漬け込んでがらいただく料理ですが、韓国の人が海外旅行から帰ってきて食べたいもの一位に選ばれるほど、大人気の韓国料理です。(日本の場合はお寿司でした。)
カンジャンケジャンはここ数年、日本のテレビでも何回か紹介され、日本人の間でメジャーな韓国料理となっています。
今回は、美味しい高級韓国料理カンジャンケジャンをリーズナブルな値段で楽しめるお店をご紹介します。
「アヒョンドン カンジャンケジャン」の場所・行き方
今回ご紹介するアヒョンドン カンジャンケジャンは、名前の通り、ソウルの麻浦区アヒョンドン(阿峴洞)に位置します。
阿峴洞で15年以上も営業を続けている「アヒョンドン カンジャンケジャン」は、コッケ(ワタリガニ)カンジャンケジャンが美味しいと評判で、しかも有名店の半額でカンジャンケジャンが楽しめる大人気の店です。
アヒョンドン カンジャンケジャンは、阿峴市場のすぐ横の通りに位置していて、最寄駅は、ソウルメトロ2号線「阿峴駅」の3番出口から、ソウルメトロ5号線「エオゲ駅」の2番出口から、それぞれ徒歩約5分ほどかかります。
★ソウルの地下鉄に関する記事はこちら!

それと、アヒョンドン カンジャンケジャンに寄った帰りは、宿泊先の神羅ステイまで歩いて行けました。ホテルのレビューも以下記事で、ご紹介しています〜


アヒョンドン カンジャンケジャンの外観・店内の様子|人気具合
私たちは5号線「エオゲ駅」からグーグルマップを見ながらきました。5分もかからなかったと思います。店前にプラスチックの椅子がたくさん置いてあることから、普段の混み具合いが伺えますね。
私は14時ちょうどに着いたので、待たされることなくすぐ中に入れました。


お店の外観 Photo by Kyoko
店内の様子・人気具合
私たちが店に着いた時間はラストオーダーの時間、14時ちょうどでした。セーフ!
ラストオーダーの時間でこの混み具合、人気店は違いますね。
店内は座席10席とテーブル2席、合計12席がありました。運よくテーブルが1つだけ空いていたので、すぐに着席しました。お客さんは日本・台湾(中国)・タイからの方々で、全員外国人観光客でした。


店内の様子 Photo by Kyoko
もちろん、現地の人にも人気で、様々なメディアにも紹介されています。右下に元韓国代表のサッカー選手「アン・ジョンファン」の顔も見えます。


メディアの紹介 Photo by Kyoko
壁にも有名人のサインが飾ってありました。


お店の内部 Photo by Kyoko
カンジャンケジャンの食べ方・感想まとめ
それでは、カンジャンケジャンをもっと美味しく楽しめる食べ方と味の感想を紹介します!
看板メニュー「コッケカンジャンケジャン」を注文
こちらが店のメニューになります。ケジャンは全部で4種類あります。
看板メニューである「コッケカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)」、甘辛いタレがクセになる「コッケヤンニョムケジャン(ワタリガニの甘辛タレ漬け)」、「チャムゲカンジャンケジャン(つがにの醤油漬け)」、「トルゲカンジャンケジャン(イシガニの醤油漬け)」です。


メニュー Photo by Kyoko
私たちは、コッケ(ワタリガニ)カンジャンケジャンを二人前頼みました。甘辛いタレに漬け込んだ「ヤンニョムケジャン」も良いですが、1番のおすすめはやはり客のほとんどが注文する人気メニューの「コッケカンジャンケジャン」です。味が濃厚で身もたくさんついているので、これでご飯2杯はいけます。
二人以上で訪れる場合は、シェアしても良さそうです。周りのお客さんたちはそれぞれコッケカンジャンケジャンを頼んで、ヤンニョムケジャン追加していました。
注文したらすぐに持ってきてくれます。
バンチャン(おかず)は5種類で、エゴマの葉キムチと韓国海苔、白菜ナムル、キムチ、マヨネーズサラダを出してくれました。二人でシェアできる「テンジャンチゲ(韓国味噌チゲ)」もあります。
もちろん、おかずは無料でおかわりできます。


カンジャンケジャン定食 Photo by Kyoko
カンジャンケジャンの食べ方・食レポ
待ちに待ったカンジャンケジャンに会えました。内子の美しい色!早速いただきました!


カンジャンケジャン Photo by Kyoko
醤油漬けですが、味が濃すぎず、全然しょっぱくないですし、秘伝のタレに使われている薬味のおかげで、生臭さも全く感じられませんでした。ものすごく新鮮なワタリガニだけを使っている事がわかります。


カニミソ Photo by Kyoko
ワタリガニの甲羅にご飯を入れて混ぜて食べるのがソウルっ子スタイル。濃厚なカニミソの味が楽しめる通な食べ方です。ぜひお試しください!


カニミソにご飯を混ぜていただきます。 Photo by Kyoko
日本ではあまり見ない色の米ですが、韓国ではよく雑穀米や黒米(紫米)を食べるので、お店でも出しているところが多いです。あまり映えない色ではありますが、もちもちした食感がとてもよかったです。
テーブルには、ビニール手袋が置いてあるので、手袋をしてしっかり食べましょう。
一緒に出してくれるこちらの「テンジャンチゲ(韓国味噌チゲ)」がまた絶品です。
煮干しの出汁と香ばしい韓国味噌の味が絶妙にマッチします。青唐辛子が入っているのでピリ辛ですが、韓国ズッキーニと玉ねぎがちょうど良い甘さを出してくれるので、味のバランスが取れています。


テンジャンチゲ Photo by Kyoko
アヒョンドン カンジャンケジャンの住所・行く際のアドバイス
アヒョンドン カンジャンケジャンは、昼と夜に営業し、どちらも行列ができる人気店です。午前中であれば並ばずに食べられるそうですが、12時を回ると、ウェイティングが発生してしまいます。
夜はもっと長い行列ができるらしいので、早めのランチかラストオーダーの時間を狙って行くのも良いかもしれません。


ランチのラストオーダーは14時まで Photo by Kyoko
写真にも出ているように、14:30〜17:00まではブレークタイムなので、行く際には注意しましょう。
・住所:ソウル市 麻浦区(マポグ) 阿峴洞(アヒョンドン) 282-1
・営業時間:ランチは10時〜14時(月曜〜土曜)*お持ち帰り可・カード可
ディナーは17時〜21時(月曜〜土曜)
・定休日:日曜日・韓国の祝日
今回ご紹介した「アヒョンドン カンジャンケジャン」は、安さだけではなく、親切で味のレベルも高いので並んでも一回は食べる価値があります。店主は日本語が喋れて、息子さんと思われる方は英語が堪能だったので、コミュニケーションには困らないと思います。
ソウルに訪れた際に、ぜひ試してみてください。ほかにもソウルでおすすめの飲食店や食べ物がありますので、以下記事もどうぞ!



