シンガポールの雨季は11月〜2月と日本とは違う気候環境にありますが、一年中暑いという点もきになるところでしょう。年間の平均気温が25℃を越えるため、軽装で行かないと暑さでやられてしまいます。
数年前にシンガポール旅行へ行きましたが、雨季に入った11月頃でしたので雨で多少暑さが和らいだ感じがしましたね〜
日本の雨季(梅雨)はジメジメして不快に思う人も多いかもしれませんが、シンガポールの雨季は意外に過ごしやすく感じます。ですのでシンガポール旅行の計画を立てる間には、気候事情について確認しておくといいでしょう。
シンガポールの雨季の特徴|日本の気候と比較
シンガポールの雨季は11月〜2月だと冒頭で紹介しましたが、それ以外の3月〜10月は乾季です。ただ、乾季といっても割と雨は降ります。
シンガポールの月別降水量|年間を通して雨が降ります
気象庁の天候データを参考に、シンガポールの月別降水量を見ていきましょう。以下グラフの通り、降水量と降水量平均値の数字では11~2月で増加していることがわかります。
引用元:気象庁 世界の天候データツール(シンガポール 2018年)
ただ、3月〜10月の降水量平均値も150mmほどあるため、天候データからも一年中雨が降っていることがうかがえますね。
日本(東京)の月別降水量と比較
参考までに、東京の月別降水量も確認しますと以下グラフの通りです。
東京では雨季ともいえる6~7月の梅雨や、台風が比較的多く発生する9月で降水量平均値が高くなっていますが、冬〜春にかけては降水量が少なめで、それほど雨が降らないことがわかります。
東京の気候と比べると、シンガポールの降水量がいかに多いのかお分かりいただけたかと思います。シンガポールの雨季では日本の台風が集中する時期と同等か、それ以上の雨量が見込めるでしょう。
シンガポールの雨季と乾季の比較|雨の降り方も日本と違います
シンガポールの雨季と乾季の特徴について、まとめました。シンガポールの雨は、突発的な豪雨であるスコールが一般的で、一時的に降ってはすぐに止みます。
<シンガポールの雨季の特徴>
- 断続的な強い雨(スコール)が一日数回ある
- 気温が下がり比較的過ごしやすい
- 雨とあわせて雷もよく発生する
<シンガポールの乾季の特徴>
- 雨量は少なくなるが、スコールは起きる
- 気温が上がり、日差しが強くなる
シンガポールの雨季におけるメリットは、気温が下がることでしょう。年中暑いシンガポールでは、雨季が割と過ごしやすいと感じるのではないでしょうか。
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シンガポールの雨季で旅行に行く際の注意点
スコールが多く発生する雨季で旅行に行く際、気を付けておくべきことがありますので、以下でまとめました。
雨季の注意点1|折り畳み傘を携帯しておく
シンガポールでは出かける時に晴れていても、急にスコールがやってくることが多いため、折り畳み傘を携帯しておくことをおすすめします。
長傘は荷物の邪魔になる上、傘の形状によって飛行機内へ持ち込めないケースがあるため、軽い折り畳み傘がいいでしょう。
雨季の注意点2|雨に濡れてもいい服装で
強い雨や暑さに対応した服装で行くことも重要です。シンガポールでジーンズなどは暑く感じるので、ハーフパンツなど動きやすい格好がいいでしょう。
ただ、ホテルやレストランなどの建物内ではクーラーが効きすぎていることもあり、体が冷えて風邪をひく恐れもあります。カーディガンなどの上着も持っておくといいですね。
雨季の注意点3|室内で観光できる場所がおすすめ
これは雨季に限らず、乾季でも強い雨が降ることもあるため、シンガポール旅行ではショッピングモールなど室内で遊べる場所だと過ごしやすいです。
例えば、有名なホテル施設であるマリーナベイサンズもショッピングやカジノ施設で楽しめます。室内では暑さからも回避できるので快適ですね!
まとめ|シンガポールの気候事情とあわせておすすめ観光地もチェック!
暑いシンガポールでは、雨季の11月〜2月も旅行時期として悪くない選択です。それと、当サイトではシンガポールの旅行体験記などの記事も掲載しているので、観光先としてぜひご参考くださいませ!
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